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リガライズ・イット 解禁せよ |
ピーター・トッシュのウェイラーズ脱退後最初の作品。いきなりの強烈な主張ソング「LEGALISE IT」から始まる。政治的主張よりも宗教上なのかそれとも単なる自己満足か?いずれにせよ日本では認められない主張であることは確か文化の違いが如実に現れるも堂々と主張するのがこの人の持ち味ともいえる。作品の内容はゆったりとした曲調のものが多くどっしりとした感じが特徴になっている。録音はいささか古いためか硬めでどちらかと言うと悪い。全体に残響音を強調したダブ的つくりでありその当時のレゲエのおかれている立場とサウンドの好みが如実に現れている作りが印象的だ。 作品の収録時間は今の時のCDの時代から考えるとかなり短めです。30分ちょっとの収録時間しかありません。ただしその30分がとても濃密であることも事実なのです。まさにアナログ中心時代の作品なのです。 バックはほぼウェイラーズそのもの。しかし同じバンドとは 思えないような落差を感じさせます。とにかくゆったりと硬質に造られたことが彼の主張であり当時のジャメイカの音なのでしょう。彼の作品で一番レゲエを感じる作品でもあります。 |
曲目 |
1.LEGALIZE IT
2.BURIAL
3.WHATCHA GONNA DO
4.NO SYMPATHY
5.WHY MUST I CRY
6.IGZIABEHER (LET JAH BE PRAISED)
7.KETCHY SHIBY
8.TELL YOUR WELL RUNS DRY
9.BRAND NEW SECOND HAND
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